日本三大御田植祭


日本三大御田植祭

「御田植祭」は、古くから寺や神社、皇室などが所有する領田(=御田)で、豊作を祈念する行事です。田植えを行ったり、地域の芸能などを加えたりします。中でも有名な、志摩の「磯部の御神田」、千葉の「香取神宮御田植祭」、大阪の「御田植神事」を、「日本三大御田植祭」としてご紹介しましょう。

磯部の御神田(いそべのおみた)

太古からの悠久の流れを感じる田植祭
太古からの悠久の流れを感じる田植祭

伊勢神宮の別宮である伊雑宮(いざわのみや)の御田で、毎年6月に行われるのが「磯部の御神田」です。古代より受け継がれている神事であり、すでに平安時代末期には、現在の形になったという長い伝統があります。国指定重要無形民俗文化財です。

祭の見どころの一つが、男衆が団扇のついた竹を奪い合う「竹取神事」。さらに早乙女達の田植え、躍り込みなどが行われます。

【磯部の御神田(伊雑宮御田植祭)データ】
会期と会場
6/24
伊雑宮
問い合わせ先
伊雑宮 三重県志摩市磯部町上之郷
伊雑宮御田植祭(志摩市観光協会)
磯部の御神田(志摩びとの会/志摩市役所内)


香取神宮御田植祭(かとりじんぐうおたうえさい)

古式ゆかしい「御田植祭」
古式ゆかしい「御田植祭」

香取神宮の春の「御田植祭」は、毎年4月に行われる重要な祭礼。祭は、田舞や植え始め、田植え歌を歌いながらの田植えなど、古くからの風景が繰り広げられます。室町時代の明徳年間(14世紀)には既に行われていたと伝えられています。

【香取神宮御田植祭データ】
会期と会場
4月第1土・日曜日
香取神宮
主な行事
土曜日〈耕田式〉
日曜日〈田植式〉
問い合わせ先
香取神宮 千葉県香取市香取1697
御田植祭田植式・耕田式(香取市商工観光課)

御田植神事(おたうえしんじ)

田植踊りや住吉踊りが奉じられる御田植神事
田植踊りや住吉踊りが奉じられる御田植神事

毎年6月に行われる住吉大社の「御田植神事」は、古より厳格に伝承されている神聖な行事。神功皇后(3世紀頃?)が御田を作らせたのが始まりと伝えられています。現在も当時の格式が守られており、国指定重要無形民俗文化財でもあります。

神事は華やかにとり行われ、住吉踊りや田舞などが奉じられます。さらには、男児による源平合戦、女児による田植踊りなどもあり、田植え歌を歌いながらの田植えとなります。

【御田植神事データ】
会期と会場
6/14
住吉大社
問い合わせ先
住吉大社 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
御田植神事(大阪観光情報)