日本三大奇祭


日本三大奇祭

日本には古くから伝わる祭がたくさんあります。中には、その地域独特の風習や伝承に基づくものがあって、他の地域からは“風変わりなもの”と見えるものもあります。それを「奇祭」と呼び、ここでは「なまはげ柴灯祭」「御柱祭」「吉田の火祭」を「日本三大奇祭」としてご紹介します。 なお、外してしまいましたが捨てがたい奇祭を、次項の「日本三大奇祭の異説 その1」「日本三大奇祭の異説 その2」の中でご紹介しますので、合わせてご覧ください。さらに、「京都三大奇祭」も別ページでご紹介していますので、合わせてご覧ください。


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なまはげ柴灯祭(せどまつり)

松明をかざし、下山する「なまはげ」
松明をかざし、下山する「なまはげ」

毎年2月に開催される「なまはげ柴灯祭」は、真山神社の正月の神事「柴灯祭」と、伝統的な風習である「なまはげ」を組み合わせ、神社境内で開催しているものです。観光目的のため、神事の再現の他、太鼓や踊り、クライマックスである下山まで、「なまはげ」の魅力がふんだんに盛り込まれたものとなっています。

「なまはげ」は民間伝承から発生している風習のため、その由来ははっきりしていません。原始的な信仰に原点があると考えられますので、古代にまで原点はさかのぼるのかもしれません。一方、真山神社の方は、景行天皇が創建したと伝えられています。

【なまはげ柴灯祭データ】
会期と会場
2月中旬
真山神社境内
問い合わせ先
真山神社 秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97


御柱祭(おんばしらまつり)

巨木が坂を下る、御柱の「木落し」
巨木が坂を下る、御柱の「木落し」

長野県の諏訪大社は、諏訪湖湖畔に2社4宮あり、全国の諏訪神社の総本社です。その4宮の「御柱」として樹齢200年の樅の巨木16本を7年目ごとの寅と申の年に曳き建てる神事です。10トン近くなる巨木を人力で「山出し」、次々と坂を下る「木落し」、川を曳き渡る「川越し」と、男達の度胸を試す命がけの行事です。

まさに天下の奇祭として知られる御柱祭ですが、その歴史は桓武天皇の時代(9世紀)までさかのぼると伝えられています。現在では20万人以上の氏子や観光客が集まります。長野県指定無形民俗文化財です。

【御柱祭(式年造営御柱大祭)データ】
※7年毎の開催です。
会期と会場
4月上旬・5月下旬
諏訪大社(上社本宮・上社前宮・下社春宮・下社秋宮)
問い合わせ先
諏訪大社 上社本宮 長野県諏訪市中洲宮山1
御柱祭公式ホームページ(諏訪地方観光連盟 御柱祭情報センター)

吉田の火祭(よしだのひまつり)

町中が松明で照らされる「火祭」
町中が松明で照らされる「火祭」

毎年8月の終わりに行われる「吉田の火祭」は、北口本宮冨士浅間神社とその摂社(境内社)の諏訪神社の「鎮火祭」です。町中に松明が焚き上げられ、富士山の噴火を鎮める祭礼となっています。夜空を焦がす、大松明の荒々しい炎に人々は興奮し、魅了されます。

この火祭の起源ははっきりしません。一番古い記録は室町時代の元亀年間(16世紀)には神輿渡御、さらに江戸時代には松明を燃やす祭が始まっていたようです。

【吉田の火祭(鎮火祭)データ】
会期と会場
8/26~8/27
北口本宮冨士浅間神社(神輿渡御は神社~市街地)
問い合わせ先
北口本宮冨士浅間神社 山梨県富士吉田市上吉田5558
吉田の火祭(ふじよしだ観光振興サービス)